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   お礼・御祝儀
慶弔以外の一般的なお礼の場合
日常のちょっとしたお礼、お返しなど、
感謝の気持をあらわしたいとき

●蝶結びの紅白水引ののし袋・
 のし紙
●小型の蝶結びや略式ののし袋のし紙
 
結婚関係の手伝い運転など
芸能関係の心ずけなど
少額ですみませんがという
謙遜の意味をこめて
ちょっとした謝礼の品物に

●普通の大きさの蝶結びの
 のし袋または小型ののし袋
●蝶結びや赤棒ののし袋 ●蝶結びのし紙か赤棒など
 の略式ののし紙
 
  作家の山口瞳氏は祝儀病患者で、それも目立たない地味な仕事についている人に、
  祝儀をあげなければいられない、ということを「礼儀作法入門」(祥伝社)という本に
  書いておられます。
  あるナイトクラブで、ドイツ人のバイオリニストの演奏に感動し、祝儀を渡したところ
  彼はなぐりかからんばかりに怒り出した。
  彼が怒ったのは、私は乞食ではない、芸術家だということらしいのです。
  山口氏は、小さくなり、逃げるようにしてその店を出たというのです。
  ご祝儀を渡すことのむずかしさの一例ですが、相手に応じた対応が必要ということでしょう。
  お金をさしあげるときは、自然な作法と心のこもったことばがあってこそ、
  こちらの感謝の気持が通じ、お金が生きるというものでしょう。
 
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