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僧侶への謝礼 | ||||||||||||
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仏式葬儀の場合 僧侶に対する謝礼の額は、依頼する段階できめるのがふつうです。 そしてその額の中に何を含めるかをきめます。たとえば、枕経、通夜、葬儀、火葬場の読経までを まとめてあげ、戒名料、お膳料、車代は、別に差しあげるとか、ころ等を一切含めた額を 一括差しあげるとかのように取りきめます。 仏式葬儀の場合、読経などの謝礼はつぎのようになります。 @まくら経 − 遺体を安置して枕もとを飾った段階で読経してもらいます。 読経の謝礼のほか車代を包みます。 A戒名をもらう − 納棺するまえに戒名(宗派により法名、法号などとも呼ばれます)をつけてもらいます。 戒名の謝礼は、戒名の格、宗派や寺ごとにちがいますので、寺と打ちあわせてきめます。 B通夜の読経 − 遺族、親類、知人などが集って故人と最後の一夜を過し冥福を 祈るのが通夜ですが、このとき読経をあげてもらいます。 通夜のあと僧侶に通夜のふるまいをしますが、都合でこのもてなしをしないときは、 お膳料をつつみ、ほかに車代を包みます。 C葬儀の読経 − 葬儀、告別式のときの読経です。 D納めの式の読経 − 火葬場で、かまに安置するときの読経です。 E遺骨安置の読経 − 遺骨がかえり、祭壇に安置するときの読経。 初七日を行う場合、一しょになることが多いようです。 このあと謝礼を渡し精進おとしの席についてもらいます。 僧侶への謝礼の表がきは「御布施」一本で結構です。ほかに差しあげるときは、 「御戒名料」「お膳料」「お車代」などと書きます。 |
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