トップページ >  知識冠婚葬祭 >  僧侶への謝礼

   僧侶への謝礼
僧侶に対する謝礼
戒名の謝礼
通夜経後・葬儀終了後の
ふるまい膳につけなかった
ときにかわりに渡す
僧侶に読経をお願いした
ときのその都度渡します

●黒白・銀・黄白などの結び切りのし袋金額により適当するものをつかいます。
 
仏式葬儀の場合

  僧侶に対する謝礼の額は、依頼する段階できめるのがふつうです。
  そしてその額の中に何を含めるかをきめます。たとえば、枕経、通夜、葬儀、火葬場の読経までを
  まとめてあげ、戒名料、お膳料、車代は、別に差しあげるとか、ころ等を一切含めた額を
  一括差しあげるとかのように取りきめます。
  仏式葬儀の場合、読経などの謝礼はつぎのようになります。


  @まくら経 − 遺体を安置して枕もとを飾った段階で読経してもらいます。
   読経の謝礼のほか車代を包みます。


  A戒名をもらう − 納棺するまえに戒名(宗派により法名、法号などとも呼ばれます)をつけてもらいます。
   戒名の謝礼は、戒名の格、宗派や寺ごとにちがいますので、寺と打ちあわせてきめます。


  B通夜の読経 − 遺族、親類、知人などが集って故人と最後の一夜を過し冥福を
   祈るのが通夜ですが、このとき読経をあげてもらいます。
   通夜のあと僧侶に通夜のふるまいをしますが、都合でこのもてなしをしないときは、
   お膳料をつつみ、ほかに車代を包みます。


  C葬儀の読経 − 葬儀、告別式のときの読経です。

  D納めの式の読経 − 火葬場で、かまに安置するときの読経です。

  E遺骨安置の読経 − 遺骨がかえり、祭壇に安置するときの読経。
   初七日を行う場合、一しょになることが多いようです。
   このあと謝礼を渡し精進おとしの席についてもらいます。
   僧侶への謝礼の表がきは「御布施」一本で結構です。ほかに差しあげるときは、
   「御戒名料」「お膳料」「お車代」などと書きます。
 
戻 る